東方好きの隠れ家

暇な時には小説書いたりいろいろやってます。「レギオンズ」というサークルのメンバーです。

気ままに更新『アデアナ劇場』1

『ん、アナ、お前飯食いながら何やってんだよ…』
『あ、アデルさん、ゲームですよゲーム』
『どんなゲームだよ、面白いか?』
『面白いですよ、やってみますか?』
『お前がいいなら別に』
『じゃあどうぞ!』
『お、おう…』


『どうです?』
『操作性は悪くないんじゃないか?今時はこういう携帯端末でもゲームする時代なんだな』
『アデルさんのにもゲーム入ってるじゃないですか』
『まぁそうだけどな、あんまやんねぇけど』
『あ、そうだ、いまキャンペーンやってるんですよ、招待です、招待。一緒にやりませんか?』
『仕事に支障きたしそうだな』
『大丈夫ですよ…多分』
『いまボソッと何て言った?』
『いやなんでもないです、じゃあ招待送っておきますね、(これで一緒に遊べますね…)はい、送信です』
『ああ…ありがとな、暇な時にでもやってみる』
『毎日暇なんじゃないんですか』
『お前はたまに俺の心をえぐることを言うんだね』



『ガチャ引いて見ましょう!いいのが当たりやすいですよ』
『言葉にするとでないと思うぞ』
『つべこべ言わずにさぁ!さぁ!』
『…』


『レアリティがあるのか…どれ………………………………………………えす…えす…あーる…SSR?アナ、これはいいのか?』
『………………………………………………………え"?
最大レアリティですよ!?
早っ!?早すぎますよ!?なんですかその運!!私にも分けてください!!』
『迫るな迫るな』
『ちょっと私のも引いてくださいあやからせてください!!』
『わかったっつの』

『嘘…本当にSSRが出ました…』
『お前より引いて出した本人の俺が一番驚愕してるんだが』

『ちなみにCがコモン、Rがレアです。SRがスーパーレアです』
『じゃあさっきのも合わせて4つか』
『しかもSSRの最強クラスですよ…どうなってんですかアデルさん』
『知らんがな』

『(ちょっとからかってみましょう)ちなみにSSRは何て読むと思いますか?』
『…………す』
『…はい?』



『…………すごい…スーパーレア………?』
『えっ』


その日アナはこの話で爆笑し続けていたという…